12月4日(金) 全校朝礼(人権朝礼)「心を磨こう」■■人権朝礼の校長のお話■■ ★低学年の子達には難しい話ですが、今日は「人権」について話をします。人権は、人間が人間らしく生きる権利で、生まれながらに持っているもので、日本国憲法でもすべての国民に保障されています。もちろん玉小の皆さんにも、校長先生にもあります。一人の人間として命が守られ幸せになるための大事な権利と言ってもよいでしょう。でも、みんなが自分勝手な行動をしたらどうなるでしょう。考えてみて下さい。周りで嫌な思いをしたり困ってしまったりする人もいると思います。だからこそ、お互いに相手のことを考え、思いやりの気持ちを持って相手に接することが大切です。それが「人権を尊重すること」につながります。 これから「人権」についての勉強をしばらくの間すると思います。「人権週間」と言います。これは、今から72年前の1948年12月10日に「世界人権宣言」が決まったことに習って、日本でも毎年12月4〜10日を「人権週間」と決めて、人権を尊重する考えを広めたり、高めたりする、いろいろな活動が行われるようになったのです。学校でも毎年この時期になると人権の勉強します。日常生活で「人権」について思ったり、深く考えたりすることは、なかなかありませんね。この人権週間を通して、人権の大切さをじっくりと考えること、そして毎日の自分たちの生活に生かしていくようにすることが大事なのです。 ★そこで、校長先生からお願いがあります。1人1人が「心」を磨いて下さい。いつも校長先生が「腕を磨こう」と話していますが、今回は「心」を磨いて欲しいのです。どんな心かというと…「感じる心」です。毎日ボーッと過ごしていると、何も気付かず、感じなくなりますよ。綺麗だな、嬉しいな、楽しいななど感動できるようになりましょう。いつも周りを見つめて「感じる心」を高めましょう。それから、周りの人を見て、困っているな、どうしたのかな、いけないことだな、などと気付けるようになりましょう。そして、「大丈夫」「駄目だよ」と勇気をもって声をかけてください。そんな「見て見ぬふりをしない心」や「実行する心」も大事ですね。他にも磨くことのできる「心」はたくさんあると思います。自分で探して磨いて下さいね。 |
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