３年生は、国語の学習で１年生からのリクエストに応えて「１年生が夢中になって読んでくれるおすすめの本を紹介しよう」というめあてで、グループごとにおすすめの１冊を決める話合いをしました。それぞれが自分の好きな本を紹介したくて話し合いが止まってしまったり意見が並行してしまったりする場面もありました。その中で、１年生にとっておもしろいとは？、読みやすさ（ひらがな、文が短い、絵が多い）は？などの視点も入れて検討し、どの班も真剣に悩みに悩んで話し合っている様子がとても素晴らしかったです。自分の思い、友達の意見、１年生にとっての視点、様々なことを踏まえて折り合いをつけ、合意形成していくとても大切な学習でした。難しいけれどみんなで前向きに悩みながら、相互尊重の対話を通して物事を決めていく経験を繰り返し積み上げていくことで、課題解決の力が身についていきます。この後、中部教育事務所、玉村町教育委員会の指導主事の方々に指導助言もいただきながら教職員全体で授業研究会を行い、子どもたちが主役となって学習する授業づくりについて先生方も活発に協議をしました。今後のよりよい授業改善に生かしていきます。