学校日記

人権講演会  高橋俊一郎さんをお招きして

公開日
2014/11/25
更新日
2014/11/25

学校・学年行事

人権朝礼に引き続き、3、4校時に「群馬マジック車椅子バスケットボールクラブ」の監督をしていらっしゃる高橋俊一郎さんをお招きして人権講演会を行いました。高橋さんは高校3年生の時、剣道部の部活動中に脊椎を損傷し、両下肢の自由を失いました。長期間の治療と血のにじむようなリハビリ訓練により社会復帰をすることができました。その後、車椅子バスケットボールを通して社会福祉やボランティア活動に積極的に取り組みました。現在もその体験をもとに様々な学校で講演会を行っています。今日は、その体験をもとに「命を大切にしないといけない」ことや「みんなを悲しませることより、喜ばせることをしよう」、「周りの人の気持ちを考えて生きていこう」、「人のやさしさや人の助けが生きる力を与えてくれる」などのメッセージを子どもたちに伝えてくれました。そして最後に「挨拶をしよう」「誰もが使いやすい設備を考えられるようになろう」「命を大切にしよう」という願いを伝えてくれました。また、子どもたちと一緒にバスケットボールをすることで、障がいがあってもなくても一緒に楽しめるんだというメッセージもいただきました。この講演会がこれからの生き方や友達や先生とのふれあい方に生かされることを期待します。